ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

ASEAN貿易投資観光促進センター

 随分前から銀座にこんな名前の付いたビルがある。晴海通りを晴海に向かっていって昭和通りとの角のパチンコ屋のところを上野方面に左に曲がった先の左側である。随分昔に1億円を拾った人がいたあの喫茶店に近いかもしれない。で、河野太郎がブログ(こちら)に書いているのだけれども、これはなにもASEAN各国がお金を出し合って日本に宣伝拠点を築いているんじゃないらしい。
 日本の拠出は4億7000万円の義務的拠出金と1億5000万円の任意拠出金。それに銀座にある展示場の家賃8600万円。幹部13人(天下り1人と権益官僚5人、ASEAN4人、プロパー2人、JETRO1人)の給与合計が1億2400万円。「このセンターは、独立行政法人ではなく、れっきとした国際機関なのである。だから、昨年末の独立行政法人の見直しの対象にもならない」というからくりになっとるんだそうだ。頭良いねぇ、本当に官僚って奴らは。こういう奴を育てたんだね、日本の高等教育って奴は。
 1981年に作られたというんであるよ。つまりまだまだ上向きで、そこからバブル真っ盛りの時である。それをそのままやっているってんだからその辺りが頭が良いというのか、良くないというのか。きっと何人もがおいしい眼を見てきたんだろう。冬柴のおっさんの歯切れの悪さとボロボロの言い繕いと世界一たくさんいる土建屋のための役所としてはこんな団体がゴロゴロしているというのはもう分かっている。 いい加減にせんかっ!
 とにかく、河野太郎のブログは必見である。是非、ご覧いただきたい。