ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

新宿へ

 おおよそ2週間に一回の現代史に関する保阪正康のレクチャーに参加する。この会はあと少しで一段落するが、4月からの会にまた申し込む。大変に参考になる話が次から次に出てくるので、話全部をメモにしたい。必死を扱いてペンを走らせる。この会に出席されている方々はほとんどが何年も前から来られている方々だそうで、私はむしろ年少の部類にはいる。保阪正康が何年か前まである大学で話をしていたらしいが、さすがに今は若い学生には話してはいないらしい。良く学生に根気よくお話になったものだと今から考えると不思議だ。こうした話を掘ってみたいと思っておられるのは自らが生きた時代を顧みる方々が多く、そうした方にはとても興味深いだろうけれど、本当のところはむしろ全く縁もゆかりもなさそうな若い世代に聴いて貰いたいという気持ちが私にはある。毎回自分のメモを省みるが、上手くメモれていないところもあって後でこれを整理したいと思う。このレクチャーの会をご教示頂いた方にご挨拶をしてお茶をご一緒させて頂く。
 紀伊国屋に行くついでにいつもの様に「水山」で昼飯とする。今日は「てんざる」。保阪正康が「サンデー毎日」に連載していたものをまとめた「昭和史の大河を往く」第四集(「東京が震えた日 二・二六事件東京大空襲」)が出ていたのでこれを入手。昨年の9月-12月に連載されたものである。扉に「テロや戦争で東京崩壊をくり返さないために本書を記す」と書いてある。