記者団が「預金の全額保護は検討事項のひとつか」と確認したのに対し、中川財務・金融相は「1990年代の日本の状況の中で全額保護は早期に打って効果があった。そして、各国も現在それぞれがやっている。日本はどうするか首相と相談したい」と答えた。（ロイター 20081013 22:34 JST）
西欧各国政府が「預金は全額保証、三年間」なんてことをいっている以上、多分そんなことになるのだろうか。こうなると、あのペイ・オフってのは何だったんだろうか、と思う。私にとっては実際の話、殆ど何の関係もないけれど、当時のマンションの管理組合では修繕積立金の蓄えがあったので、それを「やばいからバラバラにしなくちゃ」と必死になって頭をひねったものだった。こうなるとペイ・オフはどんなときに適用されることになるんだろう。一行だけがとちったときに影響があるのかも知れないと思うけれど、そんなことなんてあり得ないだろうと、よほどのことがない限り。いざとなりゃ政府の金が入ってくるのであれば経営者なんてどうでも良いじゃないかということになってしまうんじゃないのだろうか。
