ほぼ足りてまだ欲 その先

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今時こんな奴

 警察庁のキャリア官僚が昨年末、成田空港での手荷物検査の際に、テロ防止のため国際線航空機内への持ち込みが制限されている100ミリリットルを超える液体物を持ち込もうとして女性検査員と口論となり、検査員に検査用トレーをぶつけていたことが、警察庁などへの取材で分かった。千葉県警は暴行の疑いで捜査、同庁も懲戒処分を視野に調査を進めている。(asahi.com 2009年1月15日15時1分)

 夕刊でこの記事を見たときは、あぁ、これはきっと50前くらいのふてぶてしいオヤジなんだろうなぁと思った。そしたらまだ入庁してから8年ぐらいの人事課課長補佐の30代の男だという。ま、こっちも生意気盛りの時期だろうか。それにしてもこんな奴の名前は公表してかまわないんじゃないのか。
 そりゃ私だって、毎回空港のセキュリティー・チェックにはうんざりだ。しかも、雑談しながらやっている奴に当たったときは本当に軽蔑に値するするほどいやになる。実際の話は徒労に過ぎないことだろうとも思う。先日出会った70代の男性は「俺はライターをベルトの後ろに偲ばせて通って、後で取り出して「ほら、そんなことしたって無駄なんだよ」といってやるんだと怖いものなしとばかりに放言していた。それこそ無駄なことだ。
 しかし、概ね、こんな具合に客の立場を振り回して威張っているのっておっさんに多いんだけれど、こいつはきっと役所の中でも威張り散らしている奴なのか、あるいは極端におびえて仕事している奴か、どっちかだな。

(追記 090122:「警視庁人事課課長補佐、増田貴行警視(36)。停職3カ月の懲戒処分。増田警視は依願退職。(asahi.net 2009年1月22日11時55分)」ということは当然彼は満額の退職金を受け取ったはずだ。きっとほくそ笑んでいることだろう。)

(追記 090123:「増田元警視は、ドイツ行きの飛行機に搭乗しようとしていたのだが、一緒にいたのは20歳代の独身女性。増田元警視には民放テレビ局に勤務する妻がおり、一部で「不倫旅行」と報じられた。同庁が事情聴取したところ、2人ともドイツに行ったことは認めているが、「(ドイツの)空港で別れており、規律違反に該当する不適切な性的関係はなかった」と釈明したようだ。しかし、同庁は「外形上疑いを持たれてもしかたない行為をしたことも考慮の上、処分した」としている。「疑わしきは罰せず」よりも“李下に冠を正さず”のようだ。(サンケイスポーツ2009.1.23 05:03)」やれやれ、飛んだところに飛び火。