ついに中川昭一が大臣辞任表明だそうだ。ただし、予算案が衆議院を通過してから、といっているがこの大臣で予算の審議をするのは如何なものかね？予算案通過に責任をとるんだ、とするのであれば参院を通過して成立するまでとことんやるべき、或いは今すぐ交替するかのいずれかではないだろうか。理屈が全く通らない。
参議院に回ったときに問責決議されてしまうのがイヤだからその前に辞めてしまうと云う考えだろう。しかし、これから入院すると云っているんだから、審議はどうするというのか。全くへろへろのグダグダだ。
どこの病院に入院するんだか知らないが、多分午前中に検査にいった病院なんだろう。今の病院はそんな状態で入院させてくれるというほどガラガラなんだろうか。それとも相当に悪いということなんだろうか。その風邪薬を処方した医者はそれ程悪い状態のままローマに送り出したことになるのか。脇が甘いこと甚だしいではないか。返す返すも悔しくなるほど情けない。私たちの国はこんな人たちが司っているのかと、今まで知らなかったわけではないが、あの人たちが騙すままに取り立てていちいち対応するのは大人げないかと騙されてきたけれど、もう我慢ができない。
どうも念力が通じたらしく（そんなわけはないか）、夕方になって中川昭一は辞表を提出し、麻生太郎はこれを受理したと伝えられる。その結果、与謝野馨経済財政担当相が兼務するという。益々声が出なくなっちゃうんじゃないのか。
麻生首相の発言：
「体調などいろいろな理由があってこんな形になったのは残念だと思うが、そういったことも考えて任命責任があるというのであれば、任命した責任は私にある」(NIKKEI.NET 20090217 20:15)
こうなったらしょうがない、内閣そのものを撤収するしかないのではないか。
