昨日の朝の地震で、静岡駅の駅南のマンションに暮らしておられた43歳の女性が胸腹部を圧迫されたことによる窒息死しているところを発見されたと報じられている。最初のNHKの報道では「数十冊」の本が崩れてと報じられて、そんな程度の量の本でなくなるというのは相当にあたりどころが悪かったのかと思ったのだけれど、それでは窒息するだろうか、と疑問だった。
毎日新聞（2009年8月12日 東京朝刊）によると「体の上に30冊程度の本が入ったプラスチックケースなどが倒れていたほか、周囲は天井の高さまで本が積まれていた」とされていてそのケースがどんと身体の上に落ちることによって呼吸が止まったのかもしれない。
産経ニュース（2009.8.11 15:37）は「女性方は天井に届くほどの高さまで、数千冊の書籍や雑誌が平積みにされていた」となっているから相当な状況にあるようだ。
時事通信（2009/08/12-00:48）が伝える所によると「部屋には大量の本を床に積み上げるなどしており、静岡南署は同日朝の地震で、本が崩れ落ちた可能性もある」ということで、どうやら相当な蔵書家である。
そういわれてみると私のところも入り口近くが書棚になっているし、その端っこには1mくらいに平積みしている本もある。
改良を考えなくてはならないのかも。
