ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

衆議院予算委員会

 今日は折角河野太郎が質問するのに、テレビ中継がない。
 河野太郎がこれまで追いかけてきた道路保全技術センターに関する質問から始めたようだ。品川駅周辺、八つ山橋周辺での道路の空洞を見付けられなかった当該センターと国交省との癒着を追求。馬淵副大臣が答弁。本当は河野太郎が追求するべきは霞ヶ関なんだけれど、こうして与党の前原・馬淵にぶつけることによって霞ヶ関を暴露するというプロセスである。
 国交大臣がこのセンターは能力がない機関だったと認めたことになる。刑事責任を追及して賠償請求告訴をしないのかと河野が質問。準備をしていると馬淵が答弁。
 このセンターの指名停止期間がたった5ヶ月とは何かと河野は質問。「粗雑の程度が大きい」ということで基本指名停止期間の3ヶ月から2ヶ月の加算としたのだ、今後の調査の結果ではこの期間は延びる可能性があると答える。
 佐藤信彦・前センター理事長が渡りをしているのはどういうことかと河野が質問。前原国交大臣の答えは現在彼が担当している仕事は前政権時点から本人が担当していた仕事である。ただし、このセンターは3年以内に解散させるといっている。
河野:いくつかの彼の仕事は昨年12月に再任されている。おかしくないか。
前原:それは間違っているのでは。天下りはなくす。このセンターの解散はその一歩。
河野:じゃ、今ついている職務はそのままなのか。
前原:再任のタイミングで考える。自民党政権の時にどうして彼の就任を阻止することをやらなかったのか。
河野:そういわれると忸怩たる思いがある。もう2年間国交省は知っていながらそのままにしてきた。そうしてきた官僚にどの様な処置をするつもりか。
前原:役人が悪いのではなくて、政治がしっかりグリッドできていなかったことに問題がある。

河野:民事法務協会についても道路保全技術センターと同じ問題がある。観光庁の長官(大分フットボールクラブ(FC)前社長の溝畑宏氏(49))。どこを評価して任命したのか。
前原:観光行政は三つ 海外からのお客さんを増やす、休日の平準化をして国内マーケットを拡げる、あらゆるツーリズムを開拓していく。当該長官は大分でトリニータを育てた人のひとりである。その手腕に期待。トリニータの経営失敗責任をいっているんだろうけれど、手腕に期待している。
河野:大分トリニータはきわめて大きな債務を抱えていて風前の灯火だ。そういう状況を知っていて就任要請したのか。
前原:ここまで育てた実績に期待している。
河野:自治省から天下って県にいった人間が補助を貰って始めたものがゼロからの出発だったといえるのだろうか。その結果の責務のある人間を長官に持っていって良いのだろうか。
前原:天下った訳ではなく出向である。助け船を出した訳ではなくて、責任をとって辞めた人を採用したのである。
河野:トリニータが存続を危ぶまれているときに乗り換えた訳だ。前原大臣だったらこうやって乗り換えますか?
前原:観光というものは財政に頼らないでできることだ。私だったらという質問には仮のことだから答えられない。
河野:一つのチームを作れない人が一国の観光を引っ張っていけると思いますか。
(残念ながらここでネットが切れた)