ほぼ足りてまだ欲 その先

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地元の図書館で

 最近めっきり足が遠のいている地元の図書館に行って、手に入りにくい本を探した。それは井上ひさしの本で、実は準備をしていないまま通りかかったものだから、ちゃんとした題名をうろ覚え。しょうがないからOPACで「井上ひさし」で検索した。そうしたら出てくるわ、出てくるわ。確かにあの人はとんでもない多作な人だからそんなことをした自分が悪いんだけれど、ものすごい数でこの図書館だけでも360件以上ヒット。その中には驚くような分野にまで彼は手を伸ばしていて、あぁ、これも手にしてみたい、あれも手にしてみたいと思うようなものばかり。井上ひさし編集ということになっていて、新潮社から1995年にでた「社史に見る太平洋戦争」なんてものまでひっかかってくるのには驚いた。
 私が借りだしたのはこれ。

マンザナ、わが町

マンザナ、わが町

 大戦中に英国で西海岸に暮らす日系人が強制収容されたキャンプの一つ、「マンザナー」を舞台にした井上ひさしによるシナリオである。面白おかしく進行するけれど、かなりな取材を通してでないと書けない内容ばかり。凝り性井上ひさしの面目躍如である。和田誠の表紙が「らしい」。

 他に借りだした落語はこんな具合。