前田恒彦・主任検事（43）の逮捕について、大阪地検も最高検も記者会見を行った。しかし、双方ともに記者会見に出席したのはそれぞれの次席検事である。どうして、検事正ではないのか。
とても簡単なことのように思えるし、大したことではないように思えるのだけれど、しかし、これがこれまで綿々と続いてきた役人根性そのものである。検事正が出席して報告するべきではないのか。
この事件が単なる前田検事ひとりの問題として終わらせようとする動きに警戒せよ。小沢一郎陸山会事件についての検証も行われるべきであって、マスコミがこれについて触れようとしていない現状は明らかに異常だ。
郵便不正・偽証明書事件の捜査を指揮した前大阪地検特捜部長の大坪弘道・現京都地検次席検事は21日、毎日新聞の電話取材に「もう、そっとしといてもらえないか」とだけ語り、詳しい説明を拒んだ。（2010年9月21日 22時26分 更新：9月22日 1時4分）
なにをいっているんだっ！そっとになんかしとくものか。逮捕だ、逮捕！
今朝の各局のテレビワイドショーは様々なことが起きているらしい。テレビ朝日では「やめ検（検察をやめて弁護士になった人）」の大沢が「これは検察にとってゆゆしき問題だ！」と強調するも、鳥越が冷静に他の特捜案件についても波及するぞと指摘。みのもんたは相変わらずバカ反応をしたんだそうだ。
記者会見つながりだけれど、島田紳助の暴力事件について東京地裁は損害賠償1000万円の支払いを命じたと報じられたが、島田紳助、および吉本興業がコメント発表だけに留め、本人、社長が記者会見に出てきての謝罪をしない理由はなんだろうか。「紙を出しといたらええ」といっているように見えている。
