日本軍が真珠湾の米海軍艦船を急襲して戦争となったのだけれど、アメリカではなぜあんな急襲を受けてしまったのかについての検証が行われたのだと聞く。それがロバーツ委員会という調査会のようだ。キンメル海軍大将、ショート陸軍中将はそれぞれ二階級降格となったそうだ。
しかし、後になってこの委員会は偏っていたとして名誉回復の訴えが起こされたという。そこにはワシントンが事前に日本軍の攻撃態勢を知っていてそのままに放置し、米国が太平洋、欧州に参戦する口実を作らんとしたのであるという歴史解釈を生み出している。
この話を聞いていて、日本海軍の特殊潜行艇で行方不明になったものが、ハワイ沖に切断され、ロープが絡まった状態で後日発見されたという話をどこかで聞いたことを思い出した。これを日本軍攻撃前に捕獲していたのだけれど、それを放置して報告もしていなかったことがワシントンにばれるとまずいということで、放置されたのではないかという解釈をした話をどこかで読んだのだけれど、それが思い出せないでいた。NHKハイビジョン特集の「真珠湾の謎」である。
