もう大分前から気がついていたんだけれど、カントリープレイヤーがスウィング・ジャズを演奏するバンドというのがアメリカの国内ではあちこちにいるらしい。私が最初に気がついたのはTime Jumpersというバンドでもちろん参加しているプレイヤーというのは結構なベテランなんだけれど、フィドルや、スチールなんかで古き良きカントリー・インストルメントというイメージで、そのスウィング感がとても心地良くて、しかも演奏される曲は殆ど聴いたことのあるものばかりだからその円熟したテクニックと共に・・・あ、これまた「至福の時」を楽しむことができるって訳だね。
で、サンフランシスコ在住40年を超えたジャズ・ピアニストの長部正太も彼の地でそんないわゆるswing westernのバンド「Lost Weekend」に参加しているという。彼はかつてカントリーの大御所といわれたジミー時田とマウンテイン・プレイ・ボーイズに参加していたことがあり、この種のシーンにはうってつけといってこれ以上の存在はない。当時のマウンテイン・プレイボーイズの歌手は尾崎紀世彦だったそうだ。
