ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

耐えちゃいない

 日本経団連米倉弘昌会長は16日、東京都内で記者団に対し、福島第1原発の事故について「千年に一度の津波に耐えているのは素晴らしいこと。原子力行政はもっと胸を張るべきだ」と述べ、国と東京電力を擁護した。(北海道新聞 110317 10:55)

 米倉君はこれを「耐えている」と表現するらしいけれど、私の定義ではこれは耐えてはいないとする。ボンボン爆発し、放射線が計測されており、このままだとどこまで行くのかわからない状況。北沢防衛大臣が「今日が限度だ」といったのはどういう意味を持っているというのか。この人の目は節穴だ、ということだ。

 日本商工会議所の岡村正会頭は同日開かれた定例会見で「放射能の放出は、国民が最も不安を抱く。正確かつ迅速な情報提供を望む」と要望。その上で「原発の建設基準を向上させるしかない。見直しの期間だけ、(建設が)延伸されることは当然起こりうる」と述べ、今後もエネルギー供給の一定割合は原発に依存せざるを得ないとの認識を示した。(同上)

 こちらの発言を考えると、これまでの日本政府、若しくは保安院、若しくは東電がいっていることは正確でもないし、迅速でもないといっていることになる。今後も依存したいのであれば、あなたのお宅の隣の土地に建設してみるべし。