ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

これで良い?

 昼前、トイレに行きたいのを我慢して、とても興味深い保阪正義の話に耳を傾けていた時のこと。突然鰻の蒲焼きの食感と味と、匂いが再現されてしまったのである。私が最後に鰻重を食べたのは一体いつのことだろうと、想い出せずにいたのだけれど、あれは多分歌手の先輩夫婦と浅草の初小川に行って以来なのかも知れない。それでも、来週の土曜日には銀座8丁目の「神田川」での落語界に行く予定だから絶対に食べられるのはわかっている。
 それでも、これだけ鮮明に食感、味、匂いが再現されてしまったら、もうそれだけで、わざわざ鰻重を食べなくても良いんじゃないか、という感覚に襲われたのだけれど、物事はそういうものではないのだろうか。