ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

 歳を取ると毎日吞まなきゃならん薬なんてものが医者から示されまさぁ。なんだか高血圧とか、糖尿とか、コレステロールなんかの薬を飲んでいないと、年寄りとして一人前じゃないってな雰囲気がありますな。寄ると触ると、「薬、吞んでる?」でございますよ。
 私も2ヶ月ほど前からコレステロールの薬を飲むようになっちまいましてねぇ。吞んだ方が良いと医者に云われた時は、面倒くさいような、一人前になったかのような、複雑な心境でございましたなぁ。
 で、今日はそろそろ薬が切れてきていますしね、週末になっちまいますから、いつもの医者のところに行きましたとご覧じろ。いやぁ、一杯ですよ、待合室が。それも、私が一番の若手ですな。一番歳の方なんぞはついてきている息子夫婦と覚しき二人が私よりもどう見ても上でございますよ。てぇことは一体おいくつなんだろうと、びっくりです。
 かねて容易の佐高信著「石原莞爾」なんぞを読み始めましたが、とうとう眠くなり、眼をじっと閉じておったら多分5フンほどは寝たでしょうね、あれで。挙げ句の果てが、看護婦さんが「いつものお薬ですね?他になにかありますか?」とお尋ねでございますな。「いや、別に」といったらそれで終わりでございましてねぇ。とうとう医者の顔も見ずに処方箋を貰って1400いくらを払って、次は調剤薬局でございます。そうしたら、薬局の薬剤師の方が「ところで膝の方は如何です?痛くないですか?」って、そりゃ医者の仕事じゃねぇかという、近頃の年寄り、医者に通うの図でございますな。