ほぼ足りてまだ欲 その先

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書籍

 昨日出掛けたついでに八重洲ブックセンターへ行った。岩波書店の月刊「世界」がでているかと思ったのだけれど、あの雑誌の発売日は8日なんだと今頃知った。5階にあがって新書のところに行く。

 そうだ岩波新書で買おうと思っていたものがあったはずだと書棚を見て、思いだした。むのたけじの著書だった。彼がNHK100年インタビューで語ったことが概ね活字になっていると思って良いのかも知れない。

希望は絶望のど真ん中に (岩波新書)

希望は絶望のど真ん中に (岩波新書)

 私は時として岩波ジュニア新書の棚を覗くのだけれど、そういえばと思って眺めていると、そうそう、これも気になっていたんだと見付けたのは大津市の瀬田国民学校5年生の学級日誌を中心に戦争末期の子どもたちの生活を綴ったものだった。昭和前期の子どもたちはどの様に教育されて、どの様な意識を持っていたのかはこうして資料に基づかないともう想像すらできない。なにしろ60数年も前の出来事なのだから。そして、忘れてはいけないことばかりなのだ。
 ちょっと話は外れるけれど、5年生の学級日誌(絵付き)に身体検査の様子が書かれていて、座高を測る椅子がでていた。そうだ、そういえば昔は小学校では必ず座高を測っていたのだけれど、あれって意味があったのだろうか。いつも上半身の方が(つまり座高の方が)下半身よりも長くて、あぁやっぱり大和民族は足が短いんだなぁと思っていたのだけれど、それは「私」がそうだということだったのだ。今でも座高なんて測るのだろうか。


 広瀬隆の著作についてはこれまで随分たくさん読んできた。世界を牛耳ってきたユダヤ資本について書かれたもの、原爆関連のもの、軍需産業に関するもの。最近は集英社新書からアメリカ三部作を出していた。これは読んでおく必要があると思う。

原発の闇を暴く (集英社新書)

原発の闇を暴く (集英社新書)