ほぼ足りてまだ欲 その先

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サラブレッド

 facebookで繋がっている某医師が赤城徳彦だと思われる元官僚元政治家の近況に触れていてマスコミにボロボロにされて捨てられて立ち直れないままになっていると書いている。そこまでひとりの人間を叩きつぶし、フォローのひとつもないマスコミは如何なものかと。
 それがあの元農林大臣のことだと仮定して読んでいたのだけれど、気がつくと彼は今は選挙に落選し、茨城の選挙区でもすでに自民党支部長は他の人間になっていて事実上政界からも引退した格好になっている。
 元はといえば事務所として使っていない実家を事務所として政治資金報告書に計上し、父親がマスコミに宗徳の時は使っていたけれど、徳彦の代になっては使っていないとはっきりいってしまっていたものを翌日になって「以前ほどではないという意味だ」と言い換えさせたり、都内に家があるのに議員宿舎に入っていたり、10万円、20万円といった少額ではあるけれど補助金を受けている団体から献金を貰っていたりして、実に甘甘な経理管理をしている政治資金管理団体を動かしてきたのは、いくら彼が赤城宗徳の孫で恵まれた環境に育ったボンボンだったからといって許されるものじゃない。だったらだったで優秀といわれる學藝大付属校から東大法科卒、農林省入省ということでそのままやりたい放題の霞ヶ関官僚でいれば良かった。
 多分彼は宗徳の孫として茨城では下へも置かぬ扱いを受けて育ってきたに相違ない。その上試験勉強も良くできる少年だったのだろうから、ますます怖いものなしだったに違いない。その彼がそれ位の細かいことを管理できなくたって当たり前じゃないか、それをちくちくと絆創膏王子だと言い立てたマスコミが間違っている・・・のだろうか。
 私にとってはこの場合虫のよい贔屓の引き倒しにしか読めない。私は本当は冷たい人間なのかも知れないな。