ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

何でも見てやろう


 いわずとしれた今は亡き小田実のヒット作である。私の書棚にあったのは河出書房新社から発刊されたもので、Kawade Paperbacksの1番である。その後河出のペーパーバックス・シリーズはどれほど出版されているのだろうか。「今や国際的流行のパーパーバック時代」だからと終わりに書いてある。
 1962年7月15日初版とされていて、それからたった2ヶ月半後の10月1日には六版発行とされている。どこで手に入れたのか、古本屋で買ったのであれば、どこかに値段が鉛筆書きででも書かれていないかとぐるぐると回してみたら、これは近所の図書館から放出された廃棄本の一冊で、多分入手した旨このブログのどこかで書いていることだろう。
 で、中身なんだけれど、実は活字が小さくて、小さくて、今の私にはどんな老眼鏡を掛けてもよく見えない。多分天眼鏡片手に読むということかなぁと思ったのだけれど、これとて自炊して画面上で大きくして読めば良いんじゃないか!と目覚めた次第。早速自炊に取りかかる。