ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

夏野菜

 こちらの「土日日誌」さんのエントリーに触発されて想い出したことがあるので、私も夏野菜について書いておこう。
 私は茄子、胡瓜、トマトのどれもこれも、それほど好きじゃない。じゃ、嫌いなのかといえばそんなこともない。強いて上げればトマトは積極的に食べたいと思ったことはほとんどない。酸っぱいからと、あの種のところのどろどろ感が昔はいやだった。どうも子どもの頃はあの類のぬるぬるどろどろ感は嫌いだった様だ。だから、鰻だって嫌いだったくらいなのだ。良くあんな気持ち悪いものを喰えるものだと思っていた。だから今になって鰻から敵討ちにあって、滅多に喰えなくなってしまったのだろう。
 胡瓜は子どもの頃一夏まるまる行っていた岡山のお袋の実家で、裏の畑からもいできては味噌を付けておやつにしていたということがあったので、すっかり日常の食べ物と化していた。しかし、一体あの胡瓜の苗の植え付けなんかは一体誰がやっていたのだろう。あそこのおじさんは勤め人だったから、節三爺さんがやっていたに相違ない。しかし、長ずるに及んで胡瓜というのは野菜サラダ、冷やし中華くらいでしかお目に掛からないけれど、何か他の料理というのがあるんだろうか。せいぜいあとはワカメとの酢の物くらいか。
 茄子は結構好きでよく食べる。下手をするとカレーにまで刻み入れちゃう。ところが昔はこれをバターで焼いたのがいやでいやでしょうがなかった。ただし、何がいやだったかというとバターがいやだったのだ。油で焼いたのであれば生姜をすって醤油を掛けて食べる。茄子のはさみ揚げも、茄子の揚げ煮だって田楽だって好きだねぇ。茄子はようがす。
 実は私はピーマンも好きだ。これは夏の野菜じゃないのだろうか。そういえばこれも今じゃ年中あるなぁ。ところが残念なことにうちでは連れ合いがこれがだめで、私だけのために冷蔵庫の外れに隠しておいて、朝ひとりで食べている。