今年の10月にこの2社が合併する。NKKと川鉄の合併でもそうだったのだろうけれど、子会社同志も合併しなくてはならない。これが大変だ。
新日鉄エンジニアリング株式会社（社長：高橋誠、以下「新日鉄エンジ」）の100%子会社である日鉄パイプライン株式会社（社長：小野原一賀、以下「日鉄パイプライン」）と住友金属工業株式会社（社長：友野宏、以下「住金」）の100%子会社である住友金属パイプエンジ株式会社（社長：野村秀徳（＊） 以下、「住金パイプエンジ」）は、本年10月1日付けで経営統合することで合意しました。
なお、統合会社の会社名は、日鉄住金パイプライン＆エンジニアリング株式会社（略称「日鉄住金P&E」）とし、新日鉄エンジ（本年10月1日付けで「新日鉄住金エンジニアリング株式会社」に社名変更の予定）の連結子会社（100%出資）となる予定です。
揉めない様に社名も「新日鐵住金」を必ず付けようというのだろうか。業界ではなんと呼ぶのだろう？結局今まで通り「にってつ」と呼ぶことになるんだろうなぁ。こうして実際には住金の名前は消えてしまうということになるか。じゃ、英文呼称は？NSCといっていたのもやっぱりそのままか。だってNipponとSumikinだといえばいい。NKKと川鉄の様に全く違う名前にしちゃうというのが一番良いのだろうけれど、おかげで全く親しみのない名前になった。尤も昔の人たちがいっていた様に、どうせ一般消費者とは繋がらないメーカーだから一般人に親しみなんか持って貰わなくても良いんだよということか。だとしたら業界は全く変わっていない。
