人間って便利にできていて、いやなことは簡単に・・・忘れられないんだけれど・・・気がつくともう意識していないっていうことがあって、それはその後に楽しいことやら、良かったことが起きているからなんだよね。もし、そんなことがなかったら、人間、いやなことを全部覚えていて、ずっと、ず〜っと「あぁ、いやだ、あぁ、いやだ」といって暮らしていくことになっちゃうんだね。だから、どこかで思いっきり腹から声を出して笑うとか、大声を出すというのは実に精神衛生上も良いらしいんだよね。ところがそんなことを平気でできる場所なんて滅多にないんだよね。
だものだから、この歳になって経験した、いやな気持ちってのはなかなか忘れられないんだよなぁ。
