テレビで旅番組をお作り下さる方に、一度で良いから云いたい。頼むからあのしょうもない、甘ったれた声を出したり、わぁぎゃぁ金切り声を上げたり、バカっぽい反応をするような女の子を番組の振り回し役に起用するのはやめて貰いたい。
かのNHKの「六大陸まちかど紀行」ですら、兵藤ユキは別としても、クロッコダイルを見つけたら「わに！わに！わに！」と騒ぐは、どこにいってもやたらとつんざく声。もう辟易だよ。
それにつけてもこの種の番組で一番良かったのはBS日テレで「大人のヨーロッパ街歩き」を担当していた大坪千夏だろう。元はといったらフジテレビのアナウンサーで、FIFAに就職した夫とスイスに暮らしていた関係でこの番組に出演していたのかも知れない。落ち着いた喋りで、フジテレビ系にありがちなとんでもなく派手なわけでもないし、洋服のセンスも大人のものだった。
おかげであの番組は随分楽しませて貰ったが、彼女が多分旦那のブラジル勤務のためかあの番組を降りてから、彼女のサクセサーはキャンキャンギャルではなかったけれど、妙に化粧の濃い、どことなく媚びがまとわりつく感じの女性で、これじゃもう見るのを止そうかなぁと思っているうちにまたキャストが変わった。
そうこうするうちに午後7時台の放送が野球にとられる傾向があって、ここのところ見ていない。
バカ娘にしたり顔で旅先を案内されたくないのである。
