ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

(誇大妄想的)演説

安倍誇大妄想狂のNATOでの演説

  • 「武器および機微な汎用品の(中国に対する)厳格な輸出管理を強く訴える」と語り、欧州が中国の軍備増強に関与することがないようけん制した。(自分は日本からどんどん武器を輸出するように勝手に方針を変えようとしていることは棚上げでね。)
  • (1)集団的自衛権行使に当たる可能性があるため公海上の米イージス艦自衛艦が守ることができない (2)国連平和維持活動(PKO)に派遣されたNATO加盟国部隊が襲撃を受けても自衛隊部隊が応援に駆け付けることができない−−の2例を挙げ「果たしてこれでよいのか」と疑問を呈した。(イージス艦にそんな能力はない。そもそも自衛隊の存在自体が憲法違反。救助隊でよい。)
  • 集団的自衛権の行使を容認するための憲法解釈変更の政府方針を示す時期について「期限ありきではない。与党でじっくり議論してもらいたい」と述べ、公明党との調整に時間をかける考え(公明党はなんだかんだいっても、結局与党に留まりたいばっかりに若者たちを戦場に送り込むことに賛成するのだろう)
  • 中国の軍拡に触れ「中国の対外姿勢、軍事動向は日本を含む国際社会の懸念事項だ」と批判
  • ウクライナ情勢を引き合いに出し、脅しや強要による現状の変更は容認しないと述べ、こうした姿勢は欧州とウクライナだけでなく、東アジアを含めた世界全体に適用できる

安倍誇大妄想狂のフランスでの演説

  • 経済再生、財政再建社会保障改革の3つを同時に達成する。私は改革を恐れません」
  • 日本の電力市場を、2020年を目途に完全に競争的な市場へと改革する
  • 再生医療では民間活力を生かす規制改革を実施した。政府主導で大胆な規制改革を先んじて行う国家戦略特区制度も動きだす。さらなる法人税改革を進めていく。
  • 世界のパートナーとの経済連携協定EPA)交渉加速だ。オーストラリアとはEPAで大筋合意した。環太平洋連携協定(TPP)も最終局面にあり、早期妥結に向けて交渉をさらに加速する
  • イノベーションを起こし続けることが経済成長をけん引する鍵だ。横並び、単線型の教育では斬新な発想は生まれない。労働制度の見直しも進め、女性が輝く社会を創り上げる。能力あふれる外国人に日本でもっと活躍してもらう。誰にでも、何度でもチャンスがある、ベンチャー精神あふれる国へと日本を変えていく。
  • 「日本はデフレから脱却しようとしている。かつて『世界経済のエンジン』であった活力あふれる日本経済が帰ってきた」

 どうだ!といわんばかりの大風呂敷の広げ方で、実に、マァ、その、恐れ入るのである。『世界経済のエンジン』は今やだれが見る目も「中国」あるいは米国に相違ない。日本は・・そうさなぁ、メイン・エンジンではなくて、良くて発電機エンジン、もしくは非常時エンジンくらいだろうか。
 ここまで見てくると、これだけ誇大妄想的な見栄の張り方を彼に許して良いとは思えない。それでなくても歴史修正主義者とのレッテルが貼られつつある状態の中で、これではかつてのナチス政権や戦時大政翼賛政権のような中身はどうでも良いから高揚さえできればよい政権そのものと堕す。