ネットを歩いていたら、こんな書き込みを見た。
インチョンの空港で、日本人の小学生の子供たちが大きな声で「軍艦、朝鮮、ハワイ！」と軍艦ジャンケンをしていた。周りの人たちが反応していた。
私たちの年齢の爺婆だと、「ちょうせん」という言葉に反応する。これを使うことに躊躇がある。ましてや当の韓国の空港である。逆に「それのどこが悪い！？」と居直る爺婆もいる。そういう連中は必ず「それを言葉狩りって云うんだよ！」なんぞと訳のわかった風で云う。「馬鹿ちょんカメラ」と平気で云う。それの語源を知っているか？と問うと、はっと気がついていながら、居直る。
子どもに教えてやれよ。それがどういう云うニュアンスを含んでいるのかと。私はアメリカやヨーロッパで「JAP」と呼ばれたくない。言葉の端々に使ってもらいたくない。日本人を表す漫画は未だに東条英機がかけていたようなまん丸の眼鏡に下がった一本線の目、前歯二本が出ている絵で描かれたくない。
君はそう呼ばれて、そう描かれたいか？とその場で云ったら、彼らは頑なに「俺は気にしない！」と云うだろう。そんな程度なんだね。
