日頃つきあっている人に内緒を作っても、いずれ必ずばれる。一切行動を教えてくれない人でも、共通のちょっとした知人と話していたりすると、彼が私にいわないでいることもポロ、ポロっとこぼれ落ちてきて、知ることになる。
ということは私の行動だって、この人とあの人との間にそれほどの接点はないだろうと思って気を許していると、そこから伝わってしれてしまうということは重々承知していなくてはならない。それをつい忘れて他言してしまうきっかけの多くはほとんど「酒」だ。そんなことを思ってもいないのに、つい口からこぼれ落ちる。これまでの人生で、何度酒のせいで余計なことをいってしまったか、数え切れない。だから、つきあいのある人たちに秘密を作らないようにしているのだけれど、どうしてもいわない方が良いようなことが起きてしまう。それを我慢できないのが私の性格なのだよなぁ。
だから、人様から「これは他言無用!」といわれたら、これは確実に守るようにしている。そうしているのに、他の人が知っていて、驚いて「どうして知っているの?」と聞いたら、本人から、なんてこともある。
昨日も本人が私に言わないでいることが全く予期もしない人の口からこぼれてきて驚いた。