ほぼ足りてまだ欲 その先

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喪中

 今年はことのほか喪中のはがきがたくさん来ている。こういうはがきが来るとそろそろ年も押し詰まっているんだなと実感するのだけれど、それにしても随分多い。多分今年に限った話じゃなくて、ここのところ、少しずつ増えているんだろうとは思うけれど、今年は毎日何枚かが届いているような印象がある。
 それでもそろそろ白寿に手が届きそうなお歳で亡くなられた親御さん故の喪中であれば、あぁ、良く面倒を見られたんだろうなぁ、その喪失感もさることながら、と思うことができるけれど、そろそろ自分と同年齢の方々ご本人が亡くなられたが故のご家族からの喪中のはがきには愕然とする。それも私を本当に良くしてくださった方のことだったりすると茫然とする。
 特に仕事をしていた頃に接点のあった方々とはもうつきあいがなくなっているから、オンタイムの訃報が入ってこないものだから、特に喪失感に駆られる。お別れを自分の心の中で言うというのはそういう機会を作らないと、自分でもけじめがつかない。
 私は人とのつながりに固執しないという性癖があるような気がするけれど、それでも心の底で繋がっていた人に対しては心が残る。