昨日はあっちのテレビもこっちのテレビもみんなして20年前のオウム真理教の地下鉄サリン事件で夜も日も暮れた。どうやら、テレビを見ていると、警察は明確にオウム真理教の危ない動きをわかっていたようだし、どうせやるなら一斉にやらなくては意味がないというようなことでジリジリと予定がずれてあの二日後に踏み込む手立てになっていたらしい。なんで、あんなに被害が出ていたのだから、もっと早く踏み込まなかったのかという気持ちは払拭できない。松本のサリンもあり、坂本弁護士一家の件もあり、公証人役場の方の事件もあるのに、なんで二日早くでも踏み込まなかったのか。責任を追及されてもおかしくないだろう。
しかし、あれからもうすでに20年。しかも、今日のこの日にあわせて番組をつくってきたんだろうけれど、NHKの夜7時のテレビニュースでは、私の知る限り、福島第一原子力発電所の一号炉、二号炉の核燃料が見当たらないことについて触れていない。なんでこんな事を触れずに終われるのか。とんでもない話で、号外が出てもおかしくないし、福島第一を中心に立ち入り禁止を確保しなくて良いのだろうか。常磐道を知らん顔して車を通していて良いのだろうか。これでも大丈夫だと知らん顔の半兵衛を決め込むということなのか。
なにが集団自衛権だ、なにがオリンピックだ。
