ほぼ足りてまだ欲 その先

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もう忘れられちゃいそう

 ヴィクトル・スタルヒンが車をぶつけて死んでしまったのは1957年1月12日だといいます。40歳ですよ。当時私は9歳、小3です。
彼の最後のシーズンは1955年で、300勝をしています。最後のチームは高橋トンボ。トンボ鉛筆のトンボです。私は彼の試合を川崎球場で見ています。弱いチームでした。解説者だった佐々木信也が湘南高-慶應大から入ったチームです。
 無国籍だったスタルヒンは父親が殺人事件を起こしたためにいつでもソ連への強制退去の恐怖にさらされ、中学を中退したのも、それをネタに脅され、無理矢理プロ野球に引っ張られたということのようです。正力松太郎という元警察官僚が絡んでいそうです。昔からあの球団はそんな案配だったんですかねぇ。
 1946年にたった一年、近畿グレートリングというチームがあって、その年優勝したんだそうだ。まったく聞いたこともなかった。これが翌年南海ホークスになるわけです。このチーム名も段々忘れられてしまうんだろう。