ほぼ足りてまだ欲 その先

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山本幸三

2012年3月5日 衆議院予算委員会第一分科会

山本(幸)分科員 自由民主党山本幸三です。
 きょうは、敬愛する自見大臣にわざわざ来ていただきまして、分科会は個別の案件を取り扱ってもいいということになっていますので、少し個別の案件の話をさせてもらいたいと思うんですが、最初に、証券取引等監視委員会の問題であります。
 実は、インサイダー取引の嫌疑がかけられた事件がありまして、嫌疑者は民間の金融関係の会社の社長さんだということでありますが、その情報伝達者として、ある証券会社の部長さんが、Aさんといいますが、その会社の社長さんと同時に強制調査を受けて、今も参考人という立場だと思いますけれども、調査の対象になっているわけであります。
 たまたま、この部長さんは私の知人でありまして、そういうインサイダー取引の可能性があるのならしようがないじゃないかと言ったら、いや、自分は全く身に覚えがない、社長さんの株取引なんて一切知らないし、金銭の授受も一円もないということでありまして、それならそれで堂々と闘えばいいじゃないかということでやっているわけでありますが、いつまでたっても結論が出ない、これが私は大問題だと思っております。

一方で、オリンパスとかAIJ投資顧問とか、あるいは公務員のインサイダーとか、ある意味では会社が潰れたり、大変たくさん被害をこうむる人が出てくるような問題については全然手がついていなかった。これはやはり組織のガバナンスとしての問題があると私は思います。

 そのまま「ここの案件についてはコメントは差し控える」一辺倒の某総理大臣にコメント貰いにいってみたら良いね。それから、東芝問題なんぞについて君はどう思うのかとコメントをしてみたら良いね。
 この二人はこのあと逮捕されたそうだ。吉岡氏は地裁、高裁で有罪判決を受け最高裁に上告中で、加藤氏は有罪が確定。
 いずれにしても、この質問は自分の利害に絡んでいるだけあって、問題にならない方がおかしいね。今日発売の週刊文春に記事が載っているそうだ。

追記

 こちらに詳しく、解説がされている。これでも山本はしらを切るのか。

2010年3月4日に2億円を借り、5,000万円の資本金でブルー社を設立した。山本が代表取締役になり、愛知和男環境庁長官が最高顧問として名を連ねた。年利10%で運用するというふれこみで盛大にパーティーを開き、華々しく会社がスタートしたが、後に粉飾事件で破産したジャスダック上場企業、ゲートウェイホールディングスに出資するなど、ことごとく運営に失敗した。

 愛知和男(愛知喜一の娘婿)も絡んでいたのか。

きわめて私的な問題を、証券取引等監視委員会のあり方の問題にすりかえて国会質問するという、山本幸三の人間としてのレベルの低さには驚くほかない。

 まったくだ。