ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

練習

 昨夜は練習日でございました。
 かつては結構唄うチャンスもございましたけれど、昨今は練習の時以外にはほとんどございませぬ。従って、自分で思った通りに唄えるのかどうか、いつでも不安でございます。しかもかつては3時間くらいなんちゅうこともなかったのでございますが、今では3時間立ち続けて唄うのが段々辛くなってきました。
 ギターのメンバーは毎回ギターを抱えてくるのが辛くなりつつあるといっています。だからギターを背負い、他の荷物(つまりエフォクターや楽譜)をガラガラと引っ張ってきます。これが辛くなったらもう止めるしかないなぁといっています。そうかもしれませんねぇ。しかし、今時の若い人たちはずっと前からガラガラ引っ張っていますよ。それは荷物がどんどん増えるからでもありますね。昔だったらギタリストはエフェクターなんて一個あるかないかくらいでしたからね。キーボディストはもっと大変です。なんでキーボードそのものを持って歩こうとするのかというと、機種によって音色の選択肢が変わるからなのですが、あれだけは昔からほとんど変わりませんよねぇ。どうにかならないものですかねぇ。
 近頃ではドラムの中には自分ではスネアすら持っていないという人だっているそうです。場所にある機材がどうだかわからない場合、ドラムはシンバル2枚+ハイハット、スネア、キックまで持って歩くしかなかったのですけれどねぇ。それだけ、余程のことがない限り、練習場所でも、ライブハウスでもドラムセットの場合はかなりちゃんとしたものが置かれているのが普通です。
 そこへ行くとヴォーカリストは大変に楽でございます。せいぜいマイク一本。ほとんどの場所ではPAがしっかりしていて、マイクはほとんどSHURESM58系が装備されていますからほとんど心配は要りませんものね。ただ、常備品はやっぱり使われ込んでしまってへたっている可能性が高いので、同じものであったとしても、自分で持ち込むと、その違いははっきり出ます。
 私の知人でそれまでアルト・サックスを吹いていたのだけれど、一度それを盗まれて、それだったら絶対に盗まれないピアノだ!といってピアノに転向し、今や、米国でピアノで食べている人もいます。確かにピアノは持って歩く必要がないというか、置いてないところでは仕事にならないということではあります。
 練習場所、ということではまともな設備の場所はそれだけ高くても文句はございませんが、やっぱり昔に比べると驚くほど環境は良くなりましたよねぇ。