ほぼ足りてまだ欲 その先

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選挙

 東京10区と福岡6区の衆議院補選があった。両方とも自民党に関連した候補が当選らしい。
 東京は小池を支持して自民党東京都連から処分されるはずだった、辞め検の若狭勝で、それを自民党が公認して立候補ってのもむちゃくちゃだけれど、ここの場合もっとむちゃくちゃなのは投票率だろう。半分なんてはるかに届かない。もはやお笑いだとしか思えない。これが東京だ。あんないい加減な爺を三期も都知事をやらせた東京の有権者の面目躍如といっても良いだろう。
 福岡は自民党からの公認も得られずに立候補した、なんと死んだ鳩山邦夫の息子だ。大体なんでこいつが福岡6区が選挙区なんだってんだというずんべっちゃう話はずっと昔からあるけれど、彼なんぞは世襲世襲、なんと五代目だ。こんなの民主国家として、まったくおかしい話で、由紀夫の方がまだマシだったといってしまいそうになるくらいだ。自民党にはここまでいかないまでも、世襲で議員をやっている奴は掃いて捨てるほどいる。そんな輩が選挙にポッと出てきて当選しちゃうんである。ちなみに公認していなかった自民党は、邦夫の息子(自身の名前を知らない)を当選がわかった時点で公認した。これで、「公認候補が当選した」といえる。これを後出しじゃんけんという。
 何しろ自民党とくれば時の総裁(大川興業くらいなら面白いけれど)だって、三代目の世襲なんだから、別におかしいと誰も思わないんだろうけれど、彼らは既得権益をがっぽりと確保しておくために世襲で議員になっているわけだから、なにをか況んやであるが、そういう候補者を選ぶ、そして選挙に行きもしないって国民なんだから、彼らのやりたい放題にされてしまっていても、それはそれでもうしょうがない。
 なんだかんだいっても自分が目の前で置き引きされているのにもかかわらず、その泥棒に愛想を振っているってことなんだから、もうどうしようもない。
 この先、のこの国の将来像はもはや明白になってしまった。