ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

地に墜ちた

 日本のGPIFがアメリカのインフラ整備に投資するといっているが、米国のインフラとはいったい何か、といったら、高速鉄道だってんだから、米国も国力がここまで疲弊しているということの証明のようなもんだな。リスクは少なく、成功する確率が高いんだから、この投資は間違いがないというのであれば、なぜ、米国の民間資本が投資をしないというのだろうか。そんなに間違いが少なくて美味しいんだったらすぐさまトランプのような連中や、投資ファンドが手を出さないわけがない。それは額がむちゃくちゃ大きくて、投資回収にかかる期間がむちゃくちゃ長いからなんだとしたら、それに関するリスクという点ではGPIFだって、同じだろう。
 いやいや、そんなこたぁない、日本の老齢年金なんて、日本国内の景気が低迷したらその分支給額をカットすりゃ良いんだから問題ないんだとするんだったら、それはもうすでに本末転倒している。
 目先のことしか考えない、自分が短期的にがばっと懐に入るのでないと投資しないという文化を醸成している連中に割って入って、はいはい、それじゃその分のリスクを私がとりますよ、というのはどこまでいってもばかばかしいほどのお人好しか、さもなきゃ、蝶々夫人のおつきの「スズキ」の役割じゃねぇか。