もちろん北朝鮮は全体主義国家の典型だと言っていいだろう。中国も未だに全体主義国家だといってよい。多分、ソ連時代のロシアは全くそうだ。ひょっとしたらロシアはいまでもそうかもしれない。アメリカもそうなりかからないとは限らないと危惧するのだけれど、テレビのある種のショーや、ハリウッドの様子を聞いているとまだ大丈夫だろう。
翻って日本だけれど、かつてはまさに全体主義国家だった。ちょっとでも反論したりしたら逮捕、監禁、拷問されて、下手をしたら殺されていた。あの戦争に負けるまではまさにそうだった。何しろ野球だって敵国競技だといって背番号を漢数字にしたりして、今から考えて見たら、漢字だって当時の敵国中国の文字だったんだから禁止して全部平仮名にしていたらどうなのかと思うが、満州が友好国だったからよいということにしていたのだろうか。
で、そのパンは日本の伝統産業じゃないから和菓子屋に置き換えろという道徳の教科書の一件だけれど、もう噴出すほどのバカさ加減で、これはまさに防空演習だといってはたきやほうきを担ぎ出して空襲になったらどうやって消すか、なんていっていたバカと同列の馬鹿さ加減だ。
で、私たちはこれを甘んじて受けるんだろうか。ふざけちゃいけねぇよ、ちゃんちゃらおかしくって！と文句を言いたい。
そんな時代を素晴らしい日本の伝統社会！だといって回帰をうたう連中が今やっている国家を私物化する運動をどうやって阻止するかといったら、奴らを解散に追い込んで選挙で落とす！これしか方法はない。今度こそ性根を入れて、安倍晋三一派を追い落とそう。
