金沢市の市民団体「石川県憲法を守る会」が、憲法施行70年を記念する集会を開くために求めた市役所庁舎前広場の使用申請を、市が不許可としていたことが21日、分かった。理由を「広場は庁舎の一部で、中立性が確保されるべきだ」と説明している。団体側は「表現の自由を行政が尊重しておらず、不当な判断だ」として審査請求する。
集会は5月3日の憲法記念日に開く予定で、守る会が3月末に申請した。不許可の決定は4月14日付。守る会は2014年まで同様の集会を広場で開催。15年と16年は広場の整備工事が行われていたため、別の場所で開いていた。（共同通信2017/4/21 13:08）
えっ！？ここまできちゃったのか。「憲法を守ろう」という至極まっとうな、いったいどこがどうなんだという集会を公共自治体が「中立」ではないという解釈をしたということだ。これは多分（記事に出ていないからわからないが）「政治的に」「中立ではない」という意味だろうけれど、私たちは学校で日本国憲法はこの國の最上位に位置する法律で、これがまずあって、この國の政治が動いているんだと教わってきた。それをいち公共自治体が「中立ではない」と判断しているのです。これはどう考えてもおかしい。間違っている。日本国憲法を守る気がない勢力に与しているということで、これは市長は弾劾されなくてはならない。
共謀罪が成立してしまうと、こうここに書いて、じゃ、みんなで抗議のメールを送りましょう、といったら捕まるってことですよ。バカな政治です。
