ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

 うちのひとりもそんなんですが、世の中の若き女性には全然虫が嫌で、Gに至っては大騒ぎを致します。しかし、カナブンだとか、その類いの甲虫類でもわぁきゃぁいっちゃうんだってことに気がついてきました。近くにいない生活が普通になってしまったからなんでしょうけれど、なんだかむやみやたらに外国人を悪者視する巷の様子もこうして創られてきているんじゃないかという気がしてきたわけです。
 だって、すぐ傍にそんな外国人がいるわけじゃなくて、交流があるわけじゃない。昨日の練習の後、みんなで某駅前の安酒屋で打ち上げたんだけれど、その店の店員はほぼ全員がスリランカバングラデシュから来た若者という感じ。もちろん普通に日本語で注文しても対応ができるんだけれど、彼らは積極的にはお客と交流しない。しかし、そういう安酒屋の酔客はそんなこと関係がない。「ねぇ、兄ちゃんさぁ〜」とやっている。もっともそういう店だから日頃から実にいろいろな人が来る。干渉していたらすぐさま揉める。それをわかっていて、それをしたくてくるのもいる。一番触りたくないのが、ひとりでぶつくさ言っていてかまってもらいたがる酔客だろう。これは遠巻きにする。一番歓迎されるのが楽しい奴だってことは自明で誰にも想像がつく。一皮むけばそうなんだろうけれど、それがほとんどすぐにはわからない。
 虫の諸君だって自分の世界があって生活しているんだが、存在するだけで忌み嫌われるのはぞんざいだというだろう。それが普通だろう。