ほぼ足りてまだ欲 その先

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鰥寡孤独(かんかこどく)

ウィッキペディアより。

古くは『孟子』(梁恵王篇下)にも登場する言葉である。日本では平安初期の法律解説書である『令義解』の注釈にて具体的な解説が載せられており、「鰥」とは61歳以上のやもめ(妻を亡くした夫)、「寡」とは50歳以上の未亡人、「孤(惸)」とは16歳以下の父親のいない子供、「独」は61歳以上の子供がいない者を指したが、実際の運営上は鰥は60歳以上、独は50歳以上とされていた。戸令では鰥寡孤独のうち、生活が困難な者に対しては三親等以内の者に対して扶養義務を課し、それが不可能な場合には地域(坊里)で面倒をみるものとされた。また、賑給に際しては高齢者とともに支給の優先対象とされていた。

 全く知らなかった言葉である。寡婦という言葉は知っていたけれど、これが50歳以上を差していたのだとすると、わたしの理解は間違っていた、ということになる。未亡人をすべからく寡婦というのかと思っていた。「鰥」に至っては見たことも聞いたこともない。