真夏の、それも記録始まって以来のむちゃくちゃ暑い日々の中でこんなことを語るのもなんですが、今やヨーロッパアルプスのスキー場で人工降雪機を設置していないスキー場の方が少ないんじゃないか、という気がします。いや、そんなこたぁないだろう、だって、今だってスキーができるところだってあるんだから、雪は充分足りているんだろうと思うんですが、現実的に、歩いてみると、あっちのスキー場でも、こっちのスキー場でも、扇風機のような降雪機や、固定式のノズルをゲレンデに配置する降雪機が既に設置されていたり、この時期に設置をしようとしていたりします。
地球規模の温暖化が進んでいるんだなぁと思わざるを得ないわけですが、もちろん氷河がどんどん縮小していて、ついこの前まで氷河があったんだろうな、と思われるところはまるで砂漠に来ているかの如き、荒涼とした景色になっています。
