ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

その後

フンボルト大で現代史を研究するマルティン・ザーブロ教授(59)は本紙の取材に「ヒトラーは反対する共産党を迫害しながら自身に権力を集中させる全権委任法を成立させた」と説明。「ワイマール憲法がいつの間にか変わっていた」とする麻生氏の発言は誤りだと指摘した。(東京新聞2013年8月3日 夕刊)

 「撤回」なんてことをしようとしまいと、麻生の発言は厳然として批判をされている。

替えズボン

 もはやこんな呼び方はしないけれど、スーツと同じようなちょっと地味とはいい難いようなズボンのことを「替えズボン」と呼んでいた時代があった。今じゃ「ズボン」だって使わないのかも知れない。われら世代にとっては全然意味が違う「パンツ」なんていい方をする。女性の服装で「パンツ・スーツ」なんていい方をする。昔の感覚からいったら珍妙な格好を想像してしまう。「いやいや、パンツといってもアウターですから」なんぞといわれた日には、「なんだよ、そのアウターってのは」と事態は複雑化を増すばかり。
 洋箪笥を整理したら中からそんなズボンが何本かでて来た。ところがどれもこれも前をあわせて見ると苦しい。「痩せろ」といわれたってそんな簡単に「はい、そうですか、じゃ」ってわけにはいかない。手っ取り早い方法は修理してくれるところに持っていっておなか周りを広げちゃうって奴だ。幸いそれが可能そうなものが数本あった。夏物でもそんなものがあったので、今日はこれを履いて出かけた。いやいや、こんな感覚をもうすっかり忘れていた。そうそう、昔はこんな格好して出かけたじゃないか、というわけだ。

落語

 年に一度、大学の先輩のお店で、その先輩の中学校のバスケットボール部の後輩である金原亭馬生師匠の落語を聞いて、そのお店の鰻を食べるという会が続いている。で、今日がその会の日なんだけれど、昔は夜やっていた。しかし、ここのところ、夜は帰りがねぇという方がおられるらしく、昼間に開催。
 前座が馬生師匠の一番若い弟子で、駒松という。この若者がまた大学の後輩という、複雑怪奇、面倒くさい繋がりで繋がっている。駒松の演目が「出来心」というドジな泥棒の新米の話。これはこれでやり出すと先は結構長いもので、どうすんのかなぁと思っていたら、菓子箱にあった羊羹食べて、家の人間が出てきたものだから詰まらせ、慌てて逃げる、下駄忘れて来たで落ち。
 馬生さんは「舟徳」で頭のところからかなり詳細に演じ始めたから、かなり期待していたら、若旦那からなれの果ての船頭が難儀するところがかなりあっさりと通過していっちゃった。
 おうなを戴いて、いつものメンバー8名で呑めて、なんでも食べられて、ちょいと長い時間いても文句をいわれないというファミレスに入り込む。こういうところはなんでもあって、いい歳を働いた爺さんが桃のスペシャル・サンデーだとか、白玉ぜんざいだとか、食べる。
 何の話の加減だったか忘れたが、山本太郎の話になったら、某超有名イラストレーターも含めて半分以上が「俺も入れた」「私も入れた」ってんで意外な展開。そうか、道理で66万票も入ったわけだと、今更ながら驚いた、というのが今日の落語の会。

2013年08月02日のツイート