ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

選挙

 東京10区と福岡6区の衆議院補選があった。両方とも自民党に関連した候補が当選らしい。
 東京は小池を支持して自民党東京都連から処分されるはずだった、辞め検の若狭勝で、それを自民党が公認して立候補ってのもむちゃくちゃだけれど、ここの場合もっとむちゃくちゃなのは投票率だろう。半分なんてはるかに届かない。もはやお笑いだとしか思えない。これが東京だ。あんないい加減な爺を三期も都知事をやらせた東京の有権者の面目躍如といっても良いだろう。
 福岡は自民党からの公認も得られずに立候補した、なんと死んだ鳩山邦夫の息子だ。大体なんでこいつが福岡6区が選挙区なんだってんだというずんべっちゃう話はずっと昔からあるけれど、彼なんぞは世襲世襲、なんと五代目だ。こんなの民主国家として、まったくおかしい話で、由紀夫の方がまだマシだったといってしまいそうになるくらいだ。自民党にはここまでいかないまでも、世襲で議員をやっている奴は掃いて捨てるほどいる。そんな輩が選挙にポッと出てきて当選しちゃうんである。ちなみに公認していなかった自民党は、邦夫の息子(自身の名前を知らない)を当選がわかった時点で公認した。これで、「公認候補が当選した」といえる。これを後出しじゃんけんという。
 何しろ自民党とくれば時の総裁(大川興業くらいなら面白いけれど)だって、三代目の世襲なんだから、別におかしいと誰も思わないんだろうけれど、彼らは既得権益をがっぽりと確保しておくために世襲で議員になっているわけだから、なにをか況んやであるが、そういう候補者を選ぶ、そして選挙に行きもしないって国民なんだから、彼らのやりたい放題にされてしまっていても、それはそれでもうしょうがない。
 なんだかんだいっても自分が目の前で置き引きされているのにもかかわらず、その泥棒に愛想を振っているってことなんだから、もうどうしようもない。
 この先、のこの国の将来像はもはや明白になってしまった。

衣替え

 さすがに衣替えの時期でございます。家人が主に担当してくれますが、その度に入らない衣類をはじき出すように要求されます。定期的に受け入れられる区の衣類リサイクルに出すというのです。今日も夏物、冬物ともに要らないと思われるもの、よれてしまったもの、着られなくなったものを取り出します。そのほとんどがいわゆる安物衣類屋で購入したもので、安かろう、そうだろうというもの。良くもまぁ、性懲りも無いものだと我ながら呆れるのであります。
 もう要らないだろう、これだけあれば人生を終えるまでに充分だろう。

訃報

BC級戦犯で、戦後サリドマイド薬害訴訟にかかわった社会福祉法人「青い鳥」名誉顧問の飯田進(いいだ・すすむ)さんが13日、慢性心不全で死去した。93歳だった。通夜は21日午後6時、葬儀は22日午前9時30分から横浜市港北区菊名2の1の5の妙蓮寺斎場で。喪主は長女美紀さん。
 第二次大戦でニューギニア戦線に軍属として送られ、戦後、現地ゲリラ殺害の罪で終身刑を受けて1950年から6年間、巣鴨プリズンで服役した。1960年に生まれた長男の手に親指がないと朝日新聞に投書したことが反響を呼び、その後に国内のサリドマイド被害が表面化、国と製薬会社を相手取る薬害訴訟につながった。以後、障害児福祉の底上げにつながる活動に取り組んだ。70歳を過ぎてから自らの戦争責任を明かして軍事強化に警鐘を鳴らす「魂鎮(たましずめ)への道」などを出版し、全国で講演した。安保関連法に反対した学生団体SEALD's(シールズ)の中心メンバー奥田愛基さん(24)が通っていた島根県の高校でも話した。(朝日新聞2016年10月13日22時33分)

 こうして証言者がどんどん亡くなっていく。どんどん修正主義者の独壇場となって美化がすすむ。

地獄の日本兵―ニューギニア戦線の真相 (新潮新書)

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不善をなす

 小人閑居して不善を為す、ということをいってあります。まったく私のような実になんもない人間はまったくろくなことをしないということなんでしょうねぇ。実に言い得て妙でございますな。まったくろくなことをしない。その辺でゴロゴロしているばかりで、そのくせに腹だけは減るんでございますよ。それが実に、まぁ、なんともでございますなぁ。ゴロゴロしているだけなんだから、腹も減らなきゃ良いと思うんですが、これがまぁ、実に良く減ります。とにかくなんでもいいから食べたくなる。今朝なんぞは作る手間も面倒だと、フライパンに卵を落として、薄いハム二枚を被せるように載せた。つまり、ハム+エッグなんである。こんなもの、偉そうにいうような代物ではございませんよ。ブロッコリーを茹でたものがありましたから、これをレタスの上に載せ、また、その上にトマトを切り刻んだものを散らし、胡麻ドレをかけました。簡単なものです。それで、パンを焼いてもう満足です。で、また眠くなるに相違ありません。
 結局二時間また寝てしまいました。結果午前11時でもうすでにおなかぺこぺこ。そこで作ったランチは昨日近所のスーパーで見つけた生パスタのフェティチーノに先日某スーパーで求めし、ボンゴレ・ロッソのソースという組み合わせ。サラダは葉物がたこうございますが、キャベツを千切りに致しましたコールスローでございます。もっともコールスローは家人作。みじん切りにするんだとばかり思っていました。ベランダのバジルを加え、塩もみをしてからオリーブオイルバルサミコ酢で和えるというものでございました。
 あ、勿論ボンゴレ・ロッソには冷凍のシーフードミックスを加えました。