ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

賃金-物価

 賃金が物価と直結しているんだなぁと本当に感じたのは数年前にスイスへ行ったときに、生ハムを挟んだサンドイッチがひとつ12-3フランもして、こりゃ良い値段だね、といっていたら、それに野菜をたっぷり挟んだものは20フランもすると聞いて、目を丸くしていたら、20歳に手が届いたかどうかという女子がやってきてその20フランのサンドイッチをごくごく普通という顔をしてオーダーしたんだな。凄いなぁ!と思っていたら、スイス在住の従姉妹の娘がいうには、マクドナルドでアルバイトしたら時給が2000円とか2500円とかっていうんだね。だったら、それくらい買えるだろう。つまり収入も高いけれど、物価も高いというんだね。それはそれで完結している。それは北欧諸国もその通りなわけだ。
 ところが日本ではそれがそうでない。日銀の総裁が何年も物価上昇率2%だといっているけれど、実現したことがない。そりゃそうだ、何しろ賃金が上昇していない。それなのに物価が上昇したらそりゃただのインフレだ。ま、安倍晋三様がそれを望んでおられるのかも知れないけれど、世の中そうは動かない。頭、悪い。

はっ!

 こちらのブログをよく読ませて戴いているのだけれど、今日は驚いた。

 鳥居忱(とりいまこと)作詞、瀧廉太郎作曲「箱根八里」の歌詞は実に難しくて、私のような小学生の理解の及ぶところではなかったのだけれど、「よぉ〜ちょお〜のしょぉーけーはこぉ〜けぇなぁめらかぁ」が「羊腸の小徑は苔なめらか」だってんだね!
 羊腸だったんだ!羊の腸でございますよ。どういうことかといえば、山にかかって、クネクネつづら折れになった小径は苔が蒸してビロードのようになめらかだってんですな。そうだったのか!難しうございます。
 ついでにいうと、「一夫関(いっぷかん)に当あたれば万夫(ばんぷ)も開くなし」ってなんだよ!?という話でございますな。「一人の兵が関所を守れば、万人の兵が攻めても突破できない」ということで、それくらい堅牢な守りだ!ということなんだそうです。いや、いや、段々日本の文化も継承できかねますな。

2017年10月31日のツイート