ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

予防着陸

 沖縄のヘリコプターの不時着を「予防着陸」といって計器が危険だとアラームしているからクラッシュしないうちに着陸したんだといっているノーテンキな技術屋がいるけれど、さすが土木の技術屋には言葉がよく理解できないのかもしれない。計器が間違っているんだとしたら、計器が正常に働いていないということであって、それを普通は不具合、もしくは故障という。それで危ないからといって所構わず着陸することはやっぱり不時着である。「愛国」は「米国隷従」だと思っている輩のいいそうなことだ。

難民

どこへいっても難民問題が立ちはだかる。しかし日本にはほとんどこの問題はない。なぜかというと難民を物の見事に排除しているからだ。さすが四周を海に囲まれている国は違う。これが欧州だったらとてもじゃないが、年間に数十人しか定住を認めないなんてわけにはいかない。しかし、これも本当に考えないとこれから先、なんでこんなに無策だったのか、という状況になるだろう。というのは北朝鮮が確実に将来に崩壊するだろうからだ。その時になって本当に難民が発生して、無策のまま、シャッタアウトでは済まなくなる。
麻生太郎武装難民は撃ち殺すと一度ならずいっている。彼はバカでどんな意味の発言をしているのかわからないのだからしょうがないのかもしれないけれど、日本はかつて、朝鮮半島満州にどんどん無理やり自国民を送り込んだ過去がある。それでいながらこの言い振りは恐れ入りますってなものだろう。あの時は難民ではないが、現地で暮らしている人たちを蹴 ちらかして侵略してしまったのだから、何をされても文句はなかったはずだ。そこへソ連が宣戦布告してやってきちゃって、蹂躙されちゃった。これをどう考えるのか。

 わが家の初代猫、トラが体調悪そうにしていて、今いる二匹の松と竹がその後をついて歩いていた。翌朝、トラが私に「いや、昨日は体調悪くてさ、困ったよ」といいながら二匹と一緒に餌を食べ始め、「心配かけて悪かったね」と私に言うものだから、つれあいと顔を見合わせて、(驚いたね!)と目配せをした、そんな夢。
 いやいや、体調が悪いのは私だよ。

謝罪

悪かった、ごめんなさい、非常に悔いています、だからどうぞ許してください、というところまではわかったんです。しかし、問題はその先です。だからもう金輪際このことは蒸し返さないでくださいね、ってんです。じゃ、PTSDとなって残ってしまった記憶とそれに伴うフラッシュ・バックがどんなにあろうとそれから先は自己責任だからね、しらねぇよ!というのは謝っていないんですよ。そう被害にあった人にあやまりつづけなくてはならないのです。なぜなのか。それは簡単です。そのひとのいっしょうをこわしてしまったからです。にもかかわらず「まだ文句を言うのか!」というのはにじゅうのかがいです。
これは伊藤詩織さんの事件にも当てはまる問題で、彼女も公表しているように、被害を訴えようと警察に行って申告した時に詳細をもう一度口にしなくてはならない状況が2階目の被害に遭遇する結果となるというのと同じです。
一度外に出て外の伝えられ方を知ると、日本の国内のあまりにも閉鎖されたシステムの中での考えられ方に驚くことがしばしばあります。