ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

降りる時

イタリアでは、数少ない経験しかないけれど、多くのベテラン、つまり中高年が、乗り物に乗っていて、降りる駅が近づくとかなり早い段階で降りる準備をする。甚だしきは、前の駅を発車したときにはすでに乗降口に立っている。それは偶然のことかと思っていたんだけれど、何度もそういう人を見るにつけて、いよいよ確信になっていった。
しかるにわが国を顧みるに、近頃は昔と異なって降りる人たちが、当の降車駅に到着し、降りる人が一段落し、乗る人たちが乗ってきてからやおら降り始める連中をまま見るようになってきた。乗る人にとっては気が気じゃない。私はそんな時、ぶつかってもいいから乗り込む。自分が乗り遅れたくないからだ。
彼らはいったい何様のつもりなんだろう。

アジア大会

男子100x4リレー決勝で日本チームはダントツで優勝した。会場は大いに湧いたのだけれど、それはなんと地元インドネシアが銀メダルだったからだった。2コースを走ったマレーシアチームは、1走から2走にバトンが渡るときにトラブルがあったらしくて黄色い旗が上がった。3走、4走の選手は他国の選手が激烈な戦いをする中、ポツンと立ち尽くしているのがとても寂しそうだった。

大戦中

第二次大戦中、ドイツから敵対国である英国へ郵便を送る方法があったという。二重封筒にして表にはポルトガルリスボン中央郵便局秘書箱506号気付けとする。内側の封筒には英国の宛先を書いておく。この秘書箱は旅行会社トーマスクックのものだったそうだ。ポルトガルは中立国だったのでこれが可能だったそうだ。全く知らなかった。
from 報道電報検閲秘史

2018年08月30日のツイート