ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

林檎と窓

 昔からなぜか知らないけれど、アップルのパソコンを使っている人とウィンドウズのパソコンを使っている人の間に「こっちの方が優れている」という不毛の論争がある。これは本当に不毛で、最後はどんな時も水掛け論になってしまい、汚い言葉の掛け合いで終わる。
 昨日もある外国に住む人たちのMLに「ウィンドウズの機械が壊れてしまい、日本に送り返さないと直らないと云われて困惑。この際アップルにしようかなぁ。御意見を」という書き込みがあった。だれもレスをつけなかったので、メリット、デメリットを書き込んだ。するとその直後に書き込んだ彼の地のパソコン達人がいた。ちなみに私はアップルを使っている。彼は「これまでのファイルとの互換性」「アプリの少ないアップル」といった客観的な意見を書いた最後に

5.ビル・ゲイツがだいきらいだ。
6.人と変わったものを持っていたい。
7.おしゃれでかっこいいのがいちばん。

てなことをお書きになる。これが私が言う不毛論争の典型。
これだとアップルなんて使っているのは目立ちたがり屋で、恰好つけている奴、とでも云っているように聞こえるではないか、というレスポンスをつけたくなる。ここの部分が余計だというのである。人間はいつでも自分のことを正当化するために人をこき下ろしたくなる。人をこき下ろした時点で、「あぁ、そんな程度の奴なんだ」と思われてしまうのがオチだ。え?そんなことを書いているおまえがそうだ?あ、本当だ。