ほぼ足りてまだ欲 その先

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大涌谷

 これまた昔懐かしい大涌谷に向かう。早雲山からまるで苗場のスキー場にあるような大きなゴンドラに乗る。これは新しい。大涌谷もこちらからゴンドラで上がると硫黄の採取場が丸見え。なんだか鉱山という雰囲気がして、インディー・ジョーンズが出てきそうな雰囲気である。
 大涌谷といえば、そう!えっちらおっちら階段を上がり上のルックアウト・ポイントで、殻の黒くなった黒卵(玉子)である。見ていると、上がってくる人たちが次から次に買い求め、しかも小さい6個入り500円の黄色い袋以外は売ることをしない。つまり、ほしければ500円である。そりゃ高いだろ?といいつつ買う。次から次に人が上がってきてはまるでなんかの配給をもらうように窓口に行って500円を出して黙ってその卵を受け取る。なんだか秘密結社の約束事のようで、おかしい。渡している(正確にいうと販売している)おじさんもあたかも配給員のような案配で、近頃には珍しいほどの”ふんぞり返り方”であった。で必ず机の前に立って殻をむき、それを机に山積みにして小さな卵(本当に小さい卵だ)をくわえる。みんながなんでこんな具合に山積みに殻をむいておくのかよくわからない。