ほぼ足りてまだ欲 その先

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今度は28歳

 茨城県で両親と姉を殺害。95年8月からひきこもり。ここ数年、父親とは絶交状態で家ではいろいろなものを壊していた。父親は57歳。昨日の19歳の彼もそうだけれど、なぜテレビや新聞では「反省の色も、謝罪の言葉もない」とあたかも事故を起こして人を死に至らしめてしまった、いわゆる業務上過失致死のような犯罪容疑者に対する記述をしているのだろうか。彼は本当に心の底から叫びたいほどの悔しさと屈辱感を自分に与え続けた(と彼が信じ、思いこんでいる)家族に対して、まごうことのない怨念を持ってものを振るったのだから、「本当に悪いことをしました」と直ぐに思うことはないだろう。むしろ「俺をここまで追い込んだ、こいつらが悪い!」と思っていただろう。つまり、悪いのは自分ではないと。むしろ自分は被害者だと。ことはそれほど簡単ではない。正確にいうと「NEET」は「ひきこもり」ではない。それでも引きこもっていない人はいくらでもいる。