「あんた苗字が"ペ"ですからぁ〜、残念！」とギター侍なんてのに斬られちゃっても、留まるところを知らない、なんと3500人。「ペ」という韓国のスター来日に際して成田に集結して、わぁわぁきゃぁきゃぁ、「身体が震えますぅ〜！」である。思わずこのテレビニュースを見て「平和だなぁ・・・」と呟いてしまったが、実はそうでもないかも知れない。こんなことに（そんないい方するとどこかで刺されるか？？）全エネルギーを費やすことに、どこかでこれに何か似たものを見たような気がする。
最近の若い人たちは「こだわる」といういい方を直ぐにする。こちらから見るとどうでも良いようなことに、それもついこの前それに気づいたのにもかかわらず、「私今これにこだわっているんです」という。何か熱中する、自分がどうにもならない位に思い入れるものを持たないといけないような気がしているのではないだろうか。それを得たことにホッとする、そして自分をその様にさせているもうひとりの自分をどこかに感じていながら、ひたすら邁進する。
