ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

ジュンク堂

 時間までに戻ってこれないことが懸念されたので、志木に行くのをあきらめて、ジュンク堂に行く。

  • お緩いところで「本の雑誌」の巻頭特集「2004年度ベスト10」。どれひとつ知っているものがない!残念!(どんな時でもいっちゃうんだな、この言葉)
  • 「異文化の学びかた・描きかた」世界思想社:天理大の先生お二人と奈良大の若手の先生が著した初学者向けとあって、巻末に付録として「論文の形式」や「データーベース」の所在が書かれているという大サービスバージョン。
  • 「実践のフィールドワーク」せりか書房:差別をめぐる10人の論集、と編者好井裕明が説明している。
  • 現代日本人の意識構造[第六版]」NHK放送文化研究所日本放送出版協会。1973年から5年に一度行っている調査の報告。回答者にしめる65歳以上の割合は73年の9%から03年の24%に増えて、人口の高齢化を反映。戦後30年目に16歳の青春期に到達していた人、つまり59年以降生まれを「戦無世代」としてカテゴライズ。
  • 上野千鶴子が文学を社会学する」朝日文庫。なんでも良かったんだけれど(全く主体性が欠如)、上野千鶴子を読みたいなと思った。何を読むとこの人の神髄がわかるのか、知らないんだけれど。
  • 天皇制の基層」吉本隆明赤坂憲雄 講談社学術文庫

天皇制の基層 (講談社学術文庫)

  • 「銀座24の物語」文春文庫

 週刊金曜日を開けたら、「金曜アンテナ」に埼玉県議会が県教育委員に、「新しい歴史教科書を作る会」の前副会長で明星大教授、あの教科書の監修者、統一教会高橋史朗氏(54)を任命することに賛成した、という投稿記事。賛成したのは自民党だけ。それでもこの県議会では過半数上田清司知事は民主党だから「ねじれ」現象か、と思ったらそうじゃない。上田清司が任命したのだという話。上田清司は非常にindependentな人だというわけなのかな?特定教科書の監修者=県の教科書選定、採択権を持つ、教育委員会のメンバーというのは驚いちゃうな。みえみえで格好悪いなぁ・・・。教科書の中身がどうか、という議論の前にすでにそこでフェアネスが犯されている。あたかも談合と変わるところがない。こんなことがまかり通るのだとすると、埼玉県、そして私の国の成熟度がどこぞの国の選挙と大して変わらない、ということになる。(なるというより、そんなことはもう自明だということか・・・)
 先日ある知人からこの件に関して抗議のメールを出そう!というチェーン・メールが入っていたけれど、なんのことか、よくわからない内容だったんでそのままにしていた。