人からお祝いのお返しに今はやりの「このカタログの中からお選びください」をいただいていた。で、”そうそう、最近まともな傘をなくしてしまったから”その代わりを発注。百貨店業界の今やトップ企業といわれる高○屋さんの通販みたいなもの。きちんと段ボールの箱にデパートの包装紙でくるまれてご丁寧にも送られてくる。やや！さすがに高級感あふれるしっかりした材質の傘であり、これまで持ったことのある傘の中でも最高級かと。しげしげと見ると、なぜか傘の芯とその先の先端とがそっている。老眼鏡を掛けてよく見ると、傷は付いているは、何かとがったものでダメージを受けた痕はあるは。それにしても段ボールに入って送られてきたんだから、輸送途上での問題ではない。つまり包装される前に付いた傷である。
こんな時代になったんだなぁと。外国であれば店頭で買ったものでもその場で箱から出してまできちんとチェックする必要があるのは当たり前ではあるが、日本ではそんなことが常識化してはいなかった。ましてやこの場合は超一流のお店からの通販である。つまり時代は確実に変化、それも情けない方に変化しているという現れである。
