さきの東条英機元首相兼陸軍大臣のお孫さんのお話をちょろっとググって見ると、彼女は既に本を書いておられる。祖父東条英機「一切語るなかれ」文春文庫、その帯には「心やさしい夫であり、父であり、祖父であった」とある。オイオイ、わざわざそんなことを帯に書かなきゃならんという状況を考えてみろと云ってしまう。以前にラジオでこの女性が語ったことをブログに書いておられる方が何人もいる。「揺るぎのない語りに感動した」「東京裁判は間違っている」「靖国合祀には社会党の代議士も賛成していた」「戦争を始めるに至った当時の状況を知らなくては」といったコメントがたくさんついている。いわゆる立派にいいなりになっている2社の広報宣伝量の絶大なる力をどんどん知ることになる。かつて私たちは「若者は馬鹿者だ、何も知らない」といわれたものだが、現時点では若者はどんどんいいなりになりつつある。声を大にして発言を繰り返して行かなくてはならない。
