ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

Phoebe Snow

 ふと思い出した。フィービー・スノウは1974年の「Phoebe Snow」で知った。しかし、何がきっかけとなって彼女を知ったのか全く記憶がない。当時私は静岡市の片隅で結婚生活2年目ぐらいだったか。彼女の唄はジャンル分けができないと思っていた。ソウルといえばそうだし、ポップといえばそうだし、時にはある種のジャズといってしまっても良い場合もあるし・・。そして彼女のように唄おうとするととても唄えないという彼女の独自の感性が素晴らしい。そしてアーリーアメリカンを取り返そうとするその憧憬の視線に満ちあふれていたあの米国の70年代を懐かしく想い出させる声であり、唄である。日本ではほとんど想い出されることのない彼女だけれど米国のオフィシャルサイトでは古い写真も、そして2003年に出した「Natural Wonde」についても知ることが可能。それにしても日本では図書館にももちろんだけれども、TSUTAYAにもなくて、やっぱり買うほかないというわけか(自分が好きだというアーティストの作品くらい買ってよ、といわれるだろうな)。それにしても最近どうしているのだろうか。