骨董屋を冷やかしに行った二人と別れてまたひとしきり昔の社会保障有識者会議の議事録を読む。何しろ40万字に及ぶのでなかなかいっぺんに読めない。驚く事にこの有識者会議のメンバーには某大新聞社の某氏が入っている。当時であってももうすでに違和感があったはずだろうにと思う。第4回からは首相が小渕氏から森氏に代わっている。代わったばかりの出席にもかかわらず森首相はいいたい事だけをいってすぐに退席。これだけの範囲にわたってこれだけ詳しく議論をし、共通に認識していたにもかかわらず、未だにこんな次元で語られ、今でも「いろいろ」と居直っていられるというのはどうしたことだろう。ずっとそのままである。
